こんにちは。こんにちは。七宮さん(@shichinomiya_s)です。
最近暑いですね。人間は暑くなるとやる気など様々なものが失せるので、SARS-CoV-2も感染のやる気を失せてくれるとありがたいんですけどね。
と言うどうでも良い前置きでしたが、早速、本題に入っていきたいと思います。
記事のタイトルは『Raspberry Pi 4で豆苗の定点観察をしてみる。(インターバル撮影)』の通りで定点観察を行います。
猿でも七宮さんでもわかる簡単なスクリプトを書いて、○分置きに撮影を行うといった感じです。
前回購入したカメラモジュールを接続し、予めRaspbian OSにインストールされているVimを用いていきます。
つい最近まで、”Raspbian”を”Rasberian”だと思ってました。はい。うろ覚えって怖いですね。
毎度お馴染みのターミナルを起動します。スクリプトファイルを作成します。
ここは特にファイル名は適当で良いですが、今回は参考文献と同じにしました。
sudo vim camera.sh
そうすると、シェルスクリプトファイルが作成され、Vimが起動します。
#!/bin/sh
fn=$(date +%Y%m%d%H%M%S)
raspistill -o ${fn}.jpg
と入力します。これで、写真を撮るスクリプトは完成です。
2行目は撮った写真のファイル名を設定する分で”Y”M”D”H”M”S”はお察しの通り、年月日時分秒を表しています。
『こんなに細かい情報はいらん!』と言う方はここをいじりましょう。
Vimの挿入モードを終了させ、”:wq”で保存して終了できます。ちなみに七宮さんはここで地味に苦戦していました。本当に初心者なんです。
さて、保存ができたら、試しに実行してみましょう。ターミナルから
sh camera.sh
と入力して、撮影できているか。ファイル名が正しいかを確認してください。
次に、x分毎に実行する設定を行います。
Unix系でお馴染み(?)の”cron”を用います。macOSでも使用したことがあるので、こちらは個人的に馴染みがありました笑
といっても、前回使ったときにはかなり悪戦苦闘した記憶がありますので、復讐(復習)も兼ねて参考文献を参考にしながら(?)進めていきます。
ターミナルからcronの設定ファイルを呼び出します。
crontab -e
次にどのエディタを用いるかを聞かれますので、今回はnanoエディタを用います。macOSでもお馴染みですね。
設定ファイルが読み込まれるので、最終行に実行を行う頻度や日時などを設定します。
“分” “時” “日” “月” “曜日” “実行コマンド” といった感じです。
今回は5分毎に1枚撮影を行うように設定しました。128GBのmicroSD使ってるし容量も余裕だから、多少はね?
*/5 * * * * /home/pi/camera.sh
保存して終了です。
最後にcronを実行させておきます。すでに実行されている場合がほとんどらしいですが、私のは実行されていなかったので。
sudo /etc/init.d/cron start
これで5分毎に撮影してくれます。
今回は豆苗の成長過程を5分毎に記録し、動画にしてみました。是非、ご覧ください。
豆苗の成長。 pic.twitter.com/iupT1ztxKa
— 七宮さん (@shichinomiya_s) April 28, 2020
はい。こんな感じで今回は定点観察を行ってみました。結構面白くて周りからも地味に好評でしたね笑
次は、毎日指定した時刻に撮影を行い、画像を添付してメールを送信してくれるスクリプトでも書いて見たいなと思っています。
ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。